護衛艦はつゆき体験航海'03


艦番号 艦名
122 「はつゆき」
123 「しらゆき」
124 「みねゆき」
125 「さわゆき」
126 「はまゆき」
127 「いそゆき」
128 「はるゆき」
129 「やまゆき」
130 「まつゆき」
131 「せとゆき」
132 「あさゆき」
133 「しまゆき」

2003年5月10日、千葉県は船橋埠頭にて、海上自衛隊護衛艦「はつゆき」の体験航海が催された。

船橋埠頭に横付けされたDD「はつゆき」。
基準排水量2950t、全長130m、ガスタービンエンジン4基搭載の45,000馬力。
いわゆる駆逐艦クラスの軍艦。地方隊、第21護衛隊に所属。はつゆき級の1番艦、母港は横須賀だ。

まずは、武装類の解説から。ブリッジ前方の箱形の物はアスロックランチャー。最大射程10Kmで73式魚雷、Mk46魚雷をロケット発射、着水後敵潜水艦を追尾、破壊する。


両舷には「ハープーン」艦対艦ミサイル(斜め上方を向いている筒状の物)と水上発射管HOS-301(D)を搭載。

ハープーンの最大射程は100Km以上。慣性誘導+アクティブホーミング誘導で低空を飛行し、敵艦を撃破する。

ハープーンランチャーを左舷下から。
水上発射管HOS-301(D)は、水上艦艇から近距離にいる水中の潜水艦を攻撃するために高圧空気で魚雷を発射する対潜水艦用攻撃武器。


船首には76mm速射砲。最大射程16,300m、発射速度は毎分85発。


76mm速射砲の砲弾。

後部甲板。

第2後部甲板上には短SAM(艦対空ミサイル)を装備。

短SAMランチャーボックスの一つが開いていて、ミサイルが展示されていた。顔のシールは今回特別でしょう。

短SAMのおしり。普段はこのボックスの中は空調が効いていて、湿度、温度とも最適な状態に保たれている。

CIWS(高性能20mm機関砲)。「シウス」と呼称する。
有効射程約1,800m、即応準備弾数1550発。
対艦攻撃ミサイルを撃墜する最終手段で、6本の砲身を回転させ、毎分3,000発で弾幕を張る。
レーダーシステムと連動しており、索敵から攻撃までが完全自動化、標的の移動にあわせて弾道を自動調整しながら攻撃できる。

と、まあ、駆逐艦とはいえ、現代兵器満載の戦闘艦。感慨深く、とりあえず乗艦。

しばらくすると航海準備が始まる。綱をほどく隊員達。

船首の錨を巻き上げる装置。

タグボートで岸壁から曳航。

ブリッヂ上部甲板から進行方向を望む。

手旗信号のデモンストレーション。

ヘリ(飛行)甲板の倉庫内部。

ヘリ甲板倉庫上部の発着シグナル。

ヘリ甲板右舷の発着指揮室。

ヘリ甲板後部にある謎の出っ張り。

船首から艦橋を望む。

艦尾から航跡を眺める。約8ノットで東京湾を巡る。

艦内部に入る。壁や天井にパイプ類が所狭しと這い回っている。

消防服や、緊急時の呼吸器などが設置されている。

ヘルメットとライフベスト発見!!

米軍のフリッツヘルメットに似ているが、かなり軽量。

サープラスマニアの性。内張もチェック。

CIC(中央管理室)。艦の制御に関わる部分を管理する。非常時は指揮所も兼ねる。位置的には艦橋の下あたり。

CICから艦尾に移動すると食堂がある。ジュースの自販機やアイスも売っている。やはり旧軍からの伝統どおり、毎週金曜日の昼食はカレーらしい。

食堂に張ってある艦長の方針。

通路脇のドアに張ってあったことわざ。

トイレ。水洗だが、排水レバーではなく、左上のコックを回して水を流す。最初わからなくて、ちょっと焦った。
もちろん、男性用(小)便器もある。

艦橋(ブリッヂ)内部にも入れた。

「はつゆき」艦長の平田二等海佐、旧軍式に言うと中佐。たたき上げの優秀な人なんだって。

航海も終わりに近づき、岸壁に艦を寄せるため、様々な担当官が測距していた。

ブリッヂの操舵輪。

第21護衛隊の司令官。1等海佐(大佐)だ。今回の乗組員の中で一番偉い人。 ブリッヂから退出するときはみんな敬礼していた。

ブリッヂ脇のジャイロコンパス受信機。船底のジャイロコンパス信号を受信し、正確な方位を表示する。

信号灯と周囲を見渡す監視担当官。

望遠鏡。レバーを握り手元のスイッチを押すと、現在見ている方位がブリッヂに伝達される。

艦橋上部のレーダーアンテナ。

ブリッジにあるレーダースコープ。

覗くとこんな感じ。岸壁の形状が何となく見える。

船橋水道付近の海図。

一番上がDD「はつゆき」。真ん中は補給艦「とわだ」(8,100t)で、下は護衛艦DDH「しらね」(5,200t)と共に給油中の写真。

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